RUNGUN(ランガン)はモバイルウィジェットのコンサルティング・企画・開発サービスです。

通常、携帯電話のウィジェットとどんな接点があるのだろうと思ってしまうネット銀行。今回はサッカーくじとして有名な「TOTO BIG」との新しい決済システムの構築にウィジェットを用いた事例です。
導入はポイントは、同社の口座からくじを購入し、くじが当たった場合はそのまま口座に入金、入金メールが飛んでくるしくみ。同社は手数料ビジネスを展開しているため、講座経由でくじが購入されれば手数料が、くじが当選すれば預金が集まるという一石二鳥の構図になっています。また携帯電話で手軽にできるということで、ユーザーとの接点作りもしやすいという利点があります。
ただ、「ネット銀行」と「ウィジェット」という一見すると関連がなさそうな中、どうやってユーザーに認知してもらうか、ストレスなく購入までスムーズに移行できるか。「ユーザーが欲しい（くいつく）情報とは…」と考え、賞金のキャリーオーバー情報と購入期日までのカウントダウン、1クリックでくじの購入可能なリンクボタンを待受に設定し、購入までを促すという提案を行いました。
ウィジェットデザインは現状町中で見かけるBIGのロゴをそのまま活用し、６億円を想起するデザインとしてカラーはレッド×イエローをベースに構築。TOTOの認知度をそのまま生かしたデザインに仕上がっています。
順調にアクセス数、ダウンロード数が伸びていますが、今後は他のデバイス展開やスマートフォンへの展開提案、「手数料ビジネス」というつながりで競馬や競輪等の事業も行っているため、他のサービスへの横展開も検討中という状況です。
空き時間に携帯電話で馬券の購入をする方が増えていますので、ますます伸びる領域だと言えます。